PTSDとは何か

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PTSD(心的外傷後ストレス障害)は阪神・淡路大震災(平成7年)がきっかけになって日本で注目されるようになりました。

PTSDとは

PTSDとは不安障害の一種で虐待や戦争など死と隣り合わせの経験がトラウマとなりその記憶が本人の意思とは関係なくそれに関係したことがきっかけになりフラッシュバックするという現象です。

 

PTSDのフラッシュバックはトラウマの再体験と言われており、実際にトラウマになった光景を見たり聞こえたりしますそのほかにもそれに関する悪夢を見続けるなどの症状によりアルコール中毒や対人不安や解離性障害などを併発することもあり、一生ものの傷になり得る病気で最悪の場合自殺に追い込まれることもあります。

解離性障害とは

解離性障害とはトラウマへの対抗手段としてバラバラになることを選んだ状態のことを言います

自分を成立させている「記憶」「意識」「完成」「運動」「視覚」などがバラバラになり自分が成立しなくなってしまします。

解離性障害の種類

解離性健忘

過度のストレスやトラウマにより一時的に記憶が失われる、瞬間移動しているような気分になると言われる

解離性遁走

職場や家庭などから突如として失踪し、その間自分の名前、住所など自分に関する情報を忘れてしまう

解離性同一障害(多重人格障害)

自分の中に複数の人間が存在する。

解離性混迷

座ったり寝たりしたまま何にも反応しなくなる

治療法

PTSDは極端な経験によるものですからグループセラピーや行動療法、催眠療法 EMDRなども有効とされています